スペシャルインタビュー

『NARUTO THE GALLERY』宣伝大使インタビュー「NON STYLE」井上裕介&「四千頭身」都築拓紀、後藤拓実、石橋遼大

『NARUTO THE GALLERY』の宣伝大使に選ばれましたが、選ばれてのご感想をお聞かせください。

井上漫画を読んできた人間としては宣伝大使という仕事に就けるのも嬉しいですし、なによりも『NARUTO -ナルト-』という作品に触れ合える機会を与えてもらえたというのが嬉しいです。

都築僕も小学生の頃からアニメを見ていて、中学生になってからは漫画も読むようになってゲームもプレイしていたので、宣伝大使に任命されてめちゃくちゃ嬉しかったです。

後藤任命式で初めてテープカットをしたのですが、その後ろでナルトたちが見守ってくれているとは思いもしなかったので、すごく嬉しいです。

石橋子供の頃に読んでいた漫画は限られていて、『NARUTO -ナルト-』、『ONE PEACE』、『ドラゴンボール』、『スラムダンク』しか知らなかったので、そのうちの一つの作品である『NARUTO -ナルト-』の宣伝大使になれてめちゃくちゃ嬉しいです。

宣伝大使としてやってみたいことはありますか?

井上宣伝大使として海外を周ってみたいですね。『NARUTO -ナルト-』って音楽もたくさん有名な曲もあるので、映像とアーティストを引き連れて『NARUTO -ナルト-』祭みたいな感じで我々が司会をする形で。

後藤飛行機は『NARUTO -ナルト-』のコラボジェットにしてもらって。

都築やりましょうMC!僕ら3人で漫才もやりますし(笑)

『NARUTO THE GALLERY』は約 7 年ぶりとなる展示イベントで20周年を記念する大きな企画になりますが、どのようなところを楽しんでいただきたいですか。(見どころなど)

井上現在『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』を放送していますが、『NARUTO -ナルト-』としてはアニメが終わってから時間が経っているので、展示会に来て改めて『NARUTO -ナルト-』の素晴らしさを思い出していただいて、またアニメを1話から観直したり、コミック第1巻から改めて見直すとさらにその魅力を知ることができると思います。ストーリーを知った上で読み返すとまた違った雰囲気を感じられるので、歴史を感じながら『NARUTO -ナルト-』を楽しんでもらえたら良いなと思います。キャラクターの関係性を知った上で読むとまた変わってきますからね。

都築一人で思い出に浸るのも良いのですが、学生時代、タイムリーに『NARUTO -ナルト-』を観ていた頃の友達と一緒に、自分たちの思い出と『NARUTO -ナルト-』への思い出を、当時のテンションで振り返りながら見るのも良いかなと思いました。

後藤入場特典でオリジナルの「ゲマキ風カード」がもらえるんですよね。それで推しのキャラクターが出るまで何度も来場していただきたいです(笑)。来場される方は皆さん『NARUTO -ナルト-』が好きだと思うので友達の出会いの場としても良いと思います。

後藤さんはアニメを観始めたばかりとのことですが、ネタバレは大丈夫でしたか?

後藤「こんなシーンがあるんだ」とむしろ観たくなりましたね。

都築知らないとその台詞がどう繋がっていくのか気になるよね?

後藤そう!この台詞はどんな流れで言ったから名台詞になったのかとか気になります。まだアニメを観ていない人もいるかもしれませんが、そういった人は観ている人を誘って説明を受けながら展示を見るのも良いかもしれません。むしろまだ観ていない人にこそ来てほしいです。

石橋名言だけで道ができているところもありますしね。それぐらい名言の多い作品ですし、僕らのように子供の頃に観ていた者としては大人になるに連れて名言の捉え方や感じ方が全く変わってくるので、そういった楽しみ方もありかと思います。あとお子さんがいる方で子供とあまりコミュニケーションが取れていないと感じている人はこの『NARUTO THE GALLERY』でコミュニケーションを取ってほしいですね。グッズも豊富なのでそれを目的にしても良いかもしれません。

原作コミックやアニメ『NARUTO -ナルト-』について、ご自身が感じられる作品の独特な魅力や好きなところを教えてください。

井上バトル漫画は他にもあるのですが、『NARUTO -ナルト-』の良いところは戦う相手が絶対悪な訳ではなく、それぞれの思いがあって、お互いやりたいことは一緒かもだけれども方法論が合わないから争いになっていて、それは現実でも起こりうる話なので単純に敵側を嫌いになれない作品というのが他のバトル漫画とは違うところで『NARUTO -ナルト-』の一番の魅力かなと思います。

都築台詞の通路で誰の台詞か名前を隠して『NARUTO -ナルト-』を知らない人を通したら敵か味方かわからないと思いますし、敵側も間違ったことを言っていないことがわかると思います。

井上「うすらとんかち」って敵の言葉だと思うやろな(笑)

都築僕はアクション漫画として個性的で魅力的なキャラクターたちですね。漫画原作の格闘ゲームがたくさんある中で、『NARUTO -ナルト-』のゲームは群を抜いて主要キャラが多いんですよ。ちょっとしかない戦闘シーンでもそれぞれの戦い方やキャラ立ちがあって、そういう部分を作品の中で描ききれているのがすごいなと思いますね。

井上最終話までにキャラクターたちが輝く量が割と同じに持ってきているよね。

後藤僕は半年前にアニメを観始めたことですかね。

井上アニメを観てこなかった後藤がね。

後藤そうですね、たくさん流行っているアニメがある中で、僕は『NARUTO -ナルト-』を選びました。僕が観るのが遅かっただけで、『NARUTO -ナルト-』は誰しもがいつか観るんじゃないですかね?もちろん観始めたときには宣伝大使の話とか決まってないですよ。本当にいい機会にお話をいただきましたね。

石橋僕はナルトも落ちこぼれなのですが、リーだったら忍術が使えないとか、チョウジだったら優しさのあまり強くなれないとか、サスケのように才能はあるけど才能があるなりの苦労が描かれていて、人間一人一人それぞれの苦悩が描かれているところですかね。良いところばかりではないところをしっかりと描いているのが『NARUTO -ナルト-』の魅力だと思います。『NARUTO -ナルト-』は落ちこぼれで苦悩するけどちゃんと強くなっていくし、苦悩しつつもそれぞれの考えややり方で強くなっていくので、読者にも何かしら共感する部分があるのではないかと思います。

これまで放送された数々のエピソードの中で、特に思い入れのあるシーンや印象に残っているシーンはどんな場面でしょうか。

井上最近全巻を読み返して思ったのが、穢土転生で初代から四代目まで全員登場した瞬間はわかっているのに痺れましたね。ラストの忍界大戦のところはオールスター戦じゃないですか。過去の集英社漫画もたくさん読んできましたが、全員登場する漫画ってあまりないですよ。

都築穢土転生前のサスケ対イタチですかね。物語上でも大きな分岐点で、あそこの戦いがなかったら忍界大戦へのルートも違っていたと思うんです。サスケの闇落ちの方向性も変わっていったりすると思うので。

後藤サクラちゃんがチャクラを使って普通に木に登るところです。ナルトとサスケがすごいのは何となくわかるのですが、サクラちゃんってこの先大丈夫なのかな?って思いました。

井上木を登るのが上手という伏線が60巻ぐらいで出てくる。

後藤60!?

都築チャクラのコントロールが一番うまいことが効いてきます。

井上サクラちゃんいなかったら1000人は死んでいる。

後藤ええ!?1000人!?サクラちゃんの活躍が楽しみです。

石橋僕はミナトとクシナの馴れ初めの話が好きですね。クシナに会った際にナルトが二人はどんな馴れ初めだったのか無邪気に聞くんですよ。ミナトだけがクシナの髪色を褒めていて、ミナトがすごく格好良くてめちゃくちゃ良い男だなと思いました。

最後に、作品を愛されているファンの皆様にメッセージをお願いします。

井上僕は結婚して家族を持った状態で『NARUTO -ナルト-』を読み返したときに、独身時代には感じることができなかった家族愛が溢れている作品なんだと感じました。読む人の環境が変わると『NARUTO -ナルト-』という作品の見え方も変わってくると思うので、何度も読み返してアニメも観返してギャラリーも楽しんでもらうのが一番良いのかなと思います。

都築漫画もアニメもこれからどんどん話題作が増え続けていくと思うのですが、『NARUTO THE GALLERY』を機にもう一度『NARUTO -ナルト-』を見返してみようという気になると思います。現在の年齢や環境で読み返すと『NARUTO -ナルト-』の面白さも違ってくると思いますので、久しぶりに『NARUTO -ナルト-』に耽る時間を取り戻す機会になったら良いなと思います。

後藤『NARUTO -ナルト-』を愛されている人からしたら全部観ていない奴がこういう風に携わることは許されないことだと思いますけど、許してほしいです(一同笑)1月31日までには皆様に追いつくようにしますのでよろしくお願いします。

都築同じように最近見始めた人もたくさんいると思いますが気軽に『NARUTO THE GALLERY』に来てほしいですね。

石橋『NARUTO -ナルト-』好きにはたまらないギャラリーだと思いますので絶対に来てほしいですし、宣伝大使としてしっかりと宣伝をしていくので期待をしていてください。

後藤何を期待するの?

都築『NARUTO -ナルト-』のほうが有名なんだぞ。俺らの宣伝大使が『NARUTO -ナルト-』でもあるから(笑)

石橋確かに!『NARUTO -ナルト-』を通して僕たちを知ってくれた人ははじめまして(笑)。応援よろしくお願いいたします。